もう9月ばい。
2018年8月28日
もう8月も終わりが近づいて、
9月…9月が訪れようとしています!
なのに、まだまだ暑くて…
秋が全然きてNine(ないん)ですね。
あ、いまちょっと涼しくなった!?
はぁーーーい!!!
コンニチハ。
やわらぎ鍼灸整骨院の
人面冷房機、日野です。
涼みたくなったらいつでもいらしてください(笑)
今日は数字にまつわる話をしようかと。
あ、ここからはまじめな話ですよ!
(いや、いつも真面目ですがね)
人は成長、そして老化現象は必ずしも起こります。
思春期や更年期障害…。
個人差はあれど、誰にでも起こりうる事です。
今の医学では、
12歳~15歳ごろに成長ホルモンが~…とか。
40代後半以降は女性ホルモンが~…とか。
およそいつの時期からどんな症状が、
ということが分かってきていますが、
例えば更年期障害。
人によって現れる症状も違うし、症状の程度も違う。
なのに、そこまで解明されていながらも
処置としては皆同様に薬を処方されるばかり。
やれ運動しましょうだとか言われても
何から始めればええねん!
ってなりますよね。
東洋医学最古の古典ともいわれる
「黄帝内経 素問」の冒頭に
こんなことが書かれています。
「…女子七歳.腎気盛.齒更髪長.
二七而天癸…月事以時下.故有子」
女子は7歳で腎気(成長に関与する気)が盛んになり、
歯が生え代わり、髪が良く伸びる。
二七=2×7ということなので、
14歳で月経が起こって子供を産むことができる。
と、書いてあります。
これによれば、女性は7の倍数で
身体に変化が起こっていく…と考えます。
「三七腎気平均.故眞牙生而長極.
四七筋骨堅.髪長極.身體盛壯.」
21歳で腎気は最高潮に達し、親知らずが生え、
非常に女性らしくなる。
28歳で女性らしく筋骨固まり、髪は最も伸び、
身体がとても盛んになる。
「五七陽明脈衰.面始焦.髪始堕.
六七三陽脈衰於上.面皆焦.髪始白.」
35歳にて陽明脈(陽の気を主る経脈)が衰えて、
顔面がやつれ始め、髪も落ち始める。
42歳で全ての陽の脈が衰え、
顔面はやつれてしまい、白髪が出始める。
「七七任脈虚.太衝脈衰少.
天癸括竭.地道不通.故形壊而無子也…」
49歳で任脈・衝脈(婦人科に関与する経絡)が衰え、
子供が産めない身体になってしまう。
こんなことが何千年も前から
記されているのです。
この文によれば、42歳で三陽が衰え、
49歳で任脈・衝脈が衰える(閉経を意味する)。
このことから、更年期障害は
この頃から起こり始めることが考えられますね。
もちろん、東洋医学の古典なので
こういった身体の変化においても
漢方や鍼灸による治療やメンテナンスが
行われていたことが分かります。
つまり、何千年も前から現代までも
こういった事が記し残されている事には
それだけ大きい意味があるんですよ
人の自然治癒力を生かした優しい治療。
それが東洋医学なんです
薬の副作用が辛い…
診断名がなにかもう一つはっきりしない…
そんな場合には是非、ご相談ください!
今回はなんやら難しかったですが…
このへんで!
では本日も皆様のご来院お待ちしております!!
因みに男性は8の倍数で
身体に変化が起こると言われています。
3の倍数でもアホにならないよーに…!!